GMKtecミニPCのメモリ増設方法|対応機種・最大容量・手順を徹底解説

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GMKtecのミニPCを使っていて、「もう少しメモリが欲しい」「動作が重くなってきたから増設したい」と思ったことはありませんか?

実は、GMKtecのミニPCは機種によってメモリの増設ができるものと、できないものがあるんです。

この記事では、GMKtecミニPCのメモリ増設について、対応機種や最大容量、具体的な手順まで詳しく解説していきます。

GMKtecミニPCのメモリ増設はできる?できない?

まず最初に確認しておきたいのは、すべてのGMKtecミニPCでメモリ増設ができるわけではないという点です。

GMKtecのミニPCには、大きく分けて2つのタイプがあります。

  1. SO-DIMMスロット搭載モデル:ユーザー自身でメモリを交換・増設できる
  2. LPDDRオンボードモデル:メモリが基板に直付けされており、増設・交換ができない

特に最近のハイエンドモデルや特殊なモデルでは、オンボードメモリを採用しているケースが増えています。

そのため、メモリ増設を前提にPCを選ぶなら、事前に対応機種をしっかり確認することが大切です。

【機種別】GMKtecミニPCのメモリ対応状況

それでは、代表的なGMKtecミニPCのメモリ対応状況を機種ごとに見ていきましょう。

DDR5対応モデル

1. GMKtec NucBox K8 Plus

GMKtecの最新ハイエンドモデルであるNucBox K8 Plusは、DDR5メモリに対応しています。

  • 対応メモリ規格:DDR5 5600 MT/s
  • スロット形状:SO-DIMM × 2
  • 最大容量:公式情報で最大48GBまでサポート

K8 Plusの大きな特徴は、最新のDDR5メモリを使用できることです。DDR4と比較してデータ転送速度が大幅に向上しているので、動画編集やゲームなど負荷の高い作業を行う方には特におすすめです。

注意点として、DDR4メモリは物理的に形状が異なるため、K8 Plusには取り付けられません。必ずDDR5のSO-DIMMメモリを選ぶようにしてください。

DDR4対応モデル

2. GMKtec NucBox M5 Plus

コストパフォーマンスに優れたNucBox M5 Plusは、DDR4メモリを採用しています。

  • 対応メモリ規格:DDR4 3200MHz
  • スロット形状:SO-DIMM
  • 最大容量:最大64GBまで拡張可能

M5 Plusの魅力は、DDR4メモリが比較的安価に入手できる点です。予算を抑えつつメモリ容量を確保したい方に向いています。

特にオフィスワークやWebブラウジング、軽いクリエイティブ作業がメインという方には、コスパの面で非常にバランスの良い選択肢になるでしょう。

3. GMKtec NucBox G3

エントリーモデルのNucBox G3も、ユーザーによるメモリ増設が可能です。

  • 対応メモリ規格:DDR4 3200MHz
  • スロット形状:SO-DIMM

G3は手頃な価格帯でありながら、メモリの増設に対応しているのが嬉しいポイントです。シンプルな用途で使う方でも、後からメモリを追加して快適に使い続けられます。

メモリ増設ができないモデル(オンボード)

以下のモデルはLPDDR(オンボードメモリ)を採用しているため、ユーザー自身での増設・交換はできません。

購入前に「あとでメモリを増設しよう」と考えている方は、特に注意してください。

EVO-X2

ハイエンドのAI向けモデルであるEVO-X2は、LPDDR5X 8000MHzのオンボードメモリを搭載しています。

  • メモリ規格:LPDDR5X 8000MHz
  • 形状:オンボード(交換・増設不可)
  • 搭載容量:64GBまたは128GBの選択肢

超高速なLPDDR5Xメモリを採用している代わりに、後からの増設はできません。購入時に必要な容量をしっかり選ぶ必要があります。

NucBox G9

2026年3月に発表された4ベイNAS搭載モデルのNucBox G9も、オンボードメモリです。

  • メモリ規格:LPDDR5 4800MT/s
  • 形状:オンボード(交換・増設不可)
  • 搭載容量:12GB(MOQで16GBまで拡張可能)

NAS機能搭載モデルという特異な立ち位置の製品ですが、メモリ増設を目的に購入するユーザーには不向きです。

GMKtecミニPCのメモリ増設手順

ここからは、SO-DIMMスロット搭載モデルでのメモリ増設の具体的な手順を解説します。

対象モデル:NucBox K8 Plus、NucBox M5 Plus、NucBox G3 など

準備するもの

  • 対応規格のSO-DIMMメモリ(DDR4またはDDR5)
  • 精密ドライバー(小型のプラスドライバー)
  • 静電気対策用のリストストラップ(なければ素手でもOKですが、金属部分に触れて放電を)
  • 作業スペース(明るく、平らな場所)

ステップ1:PCの電源を切り、すべてのケーブルを外す

必ず電源オフにしてから作業を始めてください。電源ケーブルだけでなく、USB機器やディスプレイケーブルもすべて外しておくと安全です。

ステップ2:底面カバーを外す

GMKtecミニPCの底面には、複数の小さなネジが付いています。

精密ドライバーでネジを外し、底面カバーを取り外しましょう。ネジをなくさないように、小さな容器に入れておくことをおすすめします。

ステップ3:メモリスロットを確認する

カバーを外すと、マザーボード上にメモリスロットが確認できます。

SO-DIMMスロットは、ノートPC用の小型メモリスロットです。左右に金属の爪(クリップ)が付いているので、それを確認してください。

ステップ4:既存のメモリを取り外す(交換の場合)

既存のメモリを交換する場合は、スロット両端の金属クリップを外側に倒すように押します。

するとメモリが少し浮き上がるので、そのまま引き抜いてください。

注意:無理に引っ張るとスロットや基板を傷める可能性があります。クリップが完全に解除されていることを確認しましょう。

ステップ5:新しいメモリを取り付ける

新しいSO-DIMMメモリを、斜め45度の角度でスロットに挿入します。

しっかりと奥まで差し込んだら、そのまま手前側に押し下げるように倒します。両端のクリップがカチッと音を立ててロックされれば正しく取り付けられています。

ステップ6:底面カバーを戻す

メモリが正しく取り付けられたら、底面カバーを元に戻し、ネジを締めます。

ステップ7:起動して認識を確認する

PCを起動し、メモリが正しく認識されているか確認しましょう。

  • Windowsの場合:タスクマネージャー → パフォーマンス → メモリ で確認
  • または、BIOS画面で認識状況を確認する方法もあります

もし認識されていない場合は、メモリが正しく装着されていない可能性があります。一度電源を切り、再度取り付け直してみてください。

メモリ増設でよくある疑問

Q. メモリ増設で保証は無効になりますか?

基本的に、ユーザー自身で内部パーツを交換した場合、メーカー保証が無効になる可能性があります

ただし、GMKtecの公式が公開しているK4シリーズの交換チュートリアルを見ると、メーカーとしてもある程度のユーザー作業を想定しているようです。

保証については購入前にメーカーまたは販売店に確認するのが最も確実です。

Q. デュアルチャンネルにしたほうがいいですか?

はい。可能であれば、2枚のメモリでデュアルチャンネル構成にすることをおすすめします。

デュアルチャンネルにすることで、メモリの転送速度が向上し、特にゲームや動画編集などの負荷が高い作業でパフォーマンス向上が期待できます。

K8 PlusのようなDDR5対応モデルでは、よりその効果を体感しやすいでしょう。

Q. 最大容量まで増設するべきですか?

これは使用用途によって異なります

  • ブラウジングやOffice作業が中心なら16GB~32GBで十分
  • 動画編集や3Dモデリング、仮想マシンを使うなら32GB以上を検討
  • ゲーム用途なら32GBあれば快適に動作するケースが多い

最大容量まで増設する必要があるかどうかは、自分の使い方を見直してから判断するのがよいでしょう。

メモリ選びのポイント

GMKtecミニPCに増設するメモリを選ぶ際は、以下の3点を必ずチェックしてください。

1. 規格を間違えない

  • DDR4DDR5は互換性がありません
  • 自分のPCがどちらの規格に対応しているか、必ず公式スペックを確認してください
  • 対応外のメモリは物理的に装着できないか、装着しても動作しません

2. SO-DIMM(小型)を選ぶ

デスクトップPC用のDIMMメモリではなく、ノートPC用のSO-DIMMを選んでください。

サイズが異なるため、間違えると装着できません。

3. 動作周波数を確認する

PCがサポートしている動作周波数(例:DDR4 3200MHz、DDR5 5600MT/s)を確認しましょう。

PCがサポートする最大周波数より高いメモリを選んでも、それ以上の速度では動作しません。無駄にコストがかかるだけなので、適切なスペックを選びましょう。

まとめ|GMKtecミニPCのメモリ増設は事前確認が大切

GMKtecミニPCのメモリ増設について解説してきました。

この記事のポイントをおさらいします。

  • メモリ増設ができるモデルできないモデル(オンボード)がある
  • DDR5対応のGMKtec NucBox K8 Plusは高速なメモリを活用できる
  • DDR4対応のGMKtec NucBox M5 PlusGMKtec NucBox G3はコスパよく増設できる
  • EVO-X2やNucBox G9はオンボードのため増設できない
  • 増設作業は慎重に行い、静電気対策を忘れずに
  • メモリ購入前に規格・形状・周波数を必ず確認する

メモリ増設は、ミニPCのパフォーマンスを手軽に向上させる有効な手段です。

ただし、機種によって対応状況が大きく異なるため、まずは自分の持っているGMKtecミニPCの型番を確認するところから始めましょう。

公式サイトで最新のスペックを確認したうえで、自分に合ったメモリを選んでみてください。

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