デスクの上をすっきりさせたい。モニターの後ろにパソコンを隠して、作業スペースを広く使いたい。
そんなときに役立つのが「VESAマウント」です。
特に小型のミニPCは、モニターの背面に取り付けることで、デスク上が驚くほどスッキリします。GMKtecのミニPCにも、多くのモデルでVESAマウントが付属していたり、対応していたりするんですよね。
ただ、ここでひとつ気になるのが「自分のGMKtecは対応しているの?」「どうやって取り付ければいいの?」という点。
この記事では、GMKtecミニPCのVESAマウントについて、対応機種の確認方法から具体的な取り付け方、活用アイデアまでをまとめていきます。これからミニPCを買おうと考えている人も、すでに使っている人も、ぜひ参考にしてください。
GMKtecのVESAマウントとは?そもそも何ができるの?
まず「VESAマウント」って何?というところから説明しますね。
VESAマウントとは、モニターやテレビの背面に機器を取り付けるための国際規格です。モニターの背面にあるネジ穴(多くは75mm×75mmまたは100mm×100mmのパターン)を利用して、専用のブラケットでパソコンを固定します。
GMKtecの多くのミニPCには、このVESAマウント用のブラケットが付属しています。
つまり、モニターの背面にミニPCを直接取り付けることができるんです。そうすると何がいいかというと:
- デスク上が広くなる
- ケーブルがまとめやすくなる
- ミニPCが邪魔にならない
- すっきりした見た目になる
GMKtecのミニPCはもともとコンパクトなので、VESAマウントと組み合わせると、その省スペース性がさらに活きてくるわけですね。
あなたのGMKtecは対応している?対応機種一覧
ここが一番気になるポイントですよね。
GMKtecのVESAマウント対応機種を、確認できた範囲でまとめてみました。ただし、すべてのGMKtecミニPCがVESAマウントに対応しているわけではないので、自分のモデルが対象かどうかは必ず確認するようにしてください。
1. GMKtec K13
GMKtecの最新ハイエンドモデルです。Core Ultra 7 256Vを搭載し、3画面出力(HDMI+USB4×2)に対応。5G LANも備えた本格派です。
VESAマウントは100mmおよび75mmの両方に対応しています。想定売価は税込163,800円前後(2026年4月発表時点)で、高性能を求めるユーザー向けです。
外形寸法は186×88×36.6mm、重量は523gと、この性能でここまでコンパクトなのは驚きですよね。
向いている人:高性能なミニPCで省スペース化を図りたいユーザー
向いていない人:予算を抑えたいユーザー
注意点:価格は変動する可能性があります
2. GMKtec Nucbox G3 PRO
Intel i3-10110Uを搭載した、コストパフォーマンスに優れたモデルです。4Kデュアルディスプレイに対応し、メモリは最大64GBまで拡張可能。ビジネス用途やホームユースにちょうどいいスペックです。
VESAマウントが付属しているので、買ってすぐにモニター背面に設置できます。
向いている人:コスパを重視するビジネスユーザーやホームユーザー
向いていない人:最新CPUを求めるユーザー
注意点:販売ページによってはVESAマウントが付属しない場合もあるので、購入前に確認しましょう。
3. GMKtec NucBox G9
こちらはちょっと変わったモデルで、NAS(ネットワーク接続ストレージ)やホームラボ用途を想定したミニPCです。Intel N150を搭載し、なんと4ベイのM.2 SSDに対応。2.5G LANポートも2つ備えています。
もちろんVESAマウントも付属していて、モニター背面に隠しながらNASとして運用することも可能です。
香港ドルでHK$1,999(記事執筆時点)、容量は0.56Lと超コンパクトです。
向いている人:自宅NASやHomelabを構築したいユーザー
向いていない人:一般的なオフィスワークやゲーム用途で使いたいユーザー
注意点:NAS用途を想定した製品のため、CPU性能は控えめです。
4. GMKtec G2 Plus
Intel N150搭載のエントリーモデルながら、HDMI×2とDisplayPortで3画面出力に対応しているのが特徴です。USB-C給電にも対応しているので、モニターとセットで電源をまかなえるのも便利。
価格は約158ドル(プロモーション時)と手頃で、VESAマウントも付属しています。
向いている人:事務作業や動画視聴などライトな用途でデスクをすっきりさせたいユーザー
向いていない人:高負荷な処理を行うユーザー
注意点:N150はエントリークラスのCPUなので、処理性能はほどほどです。
5. GMKtec Nucbox G3S
Intel N95を搭載したエントリーモデルです。4Kデュアルディスプレイに対応し、VESAマウントが付属。N100より高速なN95を搭載していながら、価格は抑えられているのが魅力です。
向いている人:予算を抑えたいビジネスユーザーやホームユーザー
向いていない人:高い処理能力が必要なユーザー
注意点:型番が似ているG3やG3 Proとスペックが異なるので、購入時はよく確認しましょう。
対応モデルのまとめ
上記以外にも、GMKtecのミニPCは多くのモデルでVESAマウントに対応しています。たとえばNucbox G3 Plus、G3、G1、M3 Plus、M3、M2なども対応が確認されています。
逆に言うと、すべてのモデルが対応しているわけではないので、自分のモデルが対象かどうかは以下の方法で確認することをおすすめします。
対応しているか確認する3つの方法
- 製品の公式スペックを確認する
購入した製品のページや取扱説明書に「VESAマウント対応」と記載があるかチェックしましょう。 - 製品の底面を確認する
VESAマウント用のネジ穴が本体底面に空いているかどうかで判断できます。 - 販売ページの付属品欄をチェックする
「VESAマウントブラケット付属」と書かれていれば、そのモデルは対応しています。
VESAマウントの取り付け方|モニター背面・壁・デスク下
対応機種がわかったら、次は実際の取り付け方です。ここでは代表的な3つの設置パターンを説明します。
モニター背面に取り付ける(基本パターン)
これが一番一般的な使い方です。
- モニターのVESAパターンを確認する
モニター背面のネジ穴の間隔を測ります。多くのモニターは75mm×75mmまたは100mm×100mmです。 - VESAマウントブラケットをモニターに固定する
付属のネジを使って、ブラケットをモニター背面に取り付けます。 - ミニPCをブラケットにスライドさせて固定する
ミニPC本体の底面にあるネジ穴に、ブラケットの突起を合わせて固定します。モデルによって固定方法が異なる場合があるので、取扱説明書を確認しましょう。
壁に取り付ける
モニターを使わず、壁に直接ミニPCを設置したい場合もありますよね。そんなときは、VESAマウントを壁に固定するためのアダプターを使うと、壁掛けも可能です。
ただし、壁の素材や強度によっては取り付けられない場合もあるので、壁の強度を事前に確認しておくことが大切です。
デスク下に取り付ける
デスクの天板の裏側にVESAマウントを取り付ける方法もあります。そうすると、デスク上には何も置かず、ミニPCは完全に隠れた状態になります。
デスク下に取り付ける場合は、足元にミニPCが落ちてこないように、しっかり固定することが重要です。また、排熱のために十分なスペースを確保しておきましょう。
VESAマウントを取り付けるときの注意点
せっかく取り付けるなら、失敗は避けたいですよね。以下のポイントに気をつけてください。
- ネジの長さに注意する
モニターによってネジ穴の深さが異なります。付属のネジが長すぎるとモニター内部を傷つける可能性があるので、事前に適切な長さを確認しましょう。不安な場合は、少し短めのネジを使うか、ワッシャーで調整するのが安全です。 - 重量制限を確認する
モニターのVESAマウントには耐荷重が設定されています。モニター+ミニPCの総重量が耐荷重を超えていないか確認しましょう。特に大型モニターの場合は注意が必要です。 - ケーブルの取り回しを考慮する
モニター背面にミニPCを取り付けると、電源ケーブルやHDMIケーブルが背面に集中します。あらかじめケーブルの長さや取り回しを考えておくと、あとで苦労しません。 - 排熱を確保する
ミニPCは動作中に熱を発します。モニター背面に密着させすぎると放熱が妨げられる可能性があるので、通気口を塞がないように設置しましょう。
VESAマウントが付属していない場合の選択肢|サードパーティ製もあり
「GMKtecのミニPCを買ったけど、VESAマウントが付属していなかった……」という場合や、「別の場所にもう一台取り付けたい」という場合には、サードパーティ製のVESAマウントという選択肢もあります。
たとえば、Bedycoon GMKtec用VESAマウントという製品は、GMKtec G3 Plus、G3、G1、M3 Plus、M3、M2などに対応しています。
VESAパターンは75×75mmと100×100mmの両方に対応。モニター背面、壁、デスク下の3通りの設置方法が可能で、ケーブルタイも付属しているので配線もすっきりまとめられます。
ただし、注意点もあります。
この製品はGMKtec純正品ではありません。また、「すべてのGMKtec Mini PCに対応するわけではない」と明記されています。
購入前に以下の点を必ず確認しましょう。
- 自分のGMKtecモデルが対応機種に含まれているか
- ミニPC本体の幅が11.7cm(4.6インチ)以下か
- ミニPC本体の厚さが5.2cm(1.96インチ)以下か
このサイズ制限を超えると取り付けられないので、注意してくださいね。
よくある質問
Q1. VESAマウントはGMKtecの全モデルに付属していますか?
いいえ、モデルによって異なります。Nucbox G3 PRO、G9、G2 Plus、G3Sなどは付属することが確認されていますが、購入時には必ず販売ページの「付属品」欄を確認するようにしてください。
Q2. モニターのVESAパターンが合わない場合はどうすればいいですか?
多くのGMKtecのVESAマウントは75mm×75mmと100mm×100mmの両方に対応しています。もしモニターがこれらと異なるパターン(例:200mm×100mmなど)の場合は、変換アダプターを使うか、別の設置方法(壁掛けやデスク下設置)を検討しましょう。
Q3. 付属のネジが合いません。どうすれば?
モニターのネジ穴の深さやサイズはメーカーや機種によって異なります。付属のネジが合わない場合は、ホームセンターやオンラインショップで適切なサイズのネジを購入することをおすすめします。無理に合わないネジを使うと、モニターやミニPCを傷つける原因になります。
Q4. VESAマウントを取り付けたまま、ミニPCの電源ボタンは押せますか?
ほとんどのモデルでは、取り付けた状態でも電源ボタンにアクセスできる位置に設計されています。ただし、モデルによっては背面に取り付けると押しづらくなる場合もあるので、事前に確認しておくと安心です。
Q5. モニターの角度を動かしても大丈夫ですか?
はい、モニターアームを使用している場合でも、VESAマウント自体はしっかり固定されていれば問題ありません。ただし、重量バランスには注意しましょう。モニターアームの耐荷重を超えないようにすることが大切です。
GMKtecのVESAマウントを活用して、理想のデスク環境を作ろう
ここまでGMKtecのVESAマウントについて、対応機種から取り付け方、注意点まで見てきました。
VESAマウントを活用する最大のメリットは、デスク上のスペースを最大限に活かせることです。モニターの背面にミニPCが収まれば、デスク上にはキーボードとマウスだけ。作業に集中できる環境が整います。
また、ケーブル類も背面にまとまるので、見た目もスッキリしますよね。
もしあなたが今、GMKtecのミニPCを検討中なら、ぜひVESAマウント対応モデルを選んでみてください。購入後の満足度がぐっと上がること間違いなしです。
すでにお持ちの方は、付属のVESAマウントを使ってデスク周りを整理してみてはいかがでしょうか。たったひとつのアクセサリで、作業環境が大きく変わりますよ。
もちろん、取り付けの際は安全第一で。モニターの重さや壁の強度をしっかり確認して、安心して使える環境を作ってくださいね。

コメント