GEEKOMミニPCのメモリ増設はできる?まずはここから確認しよう
「GEEKOMのミニPCって、自分でメモリ増設できるの?」「せっかく買ったけど、後から容量を増やせるのかな?」
こんな疑問をお持ちの方に向けて、この記事ではGEEKOMミニPCのメモリ増設について、対応モデルから具体的な手順、そして絶対に知っておきたい注意点までを詳しく解説していきます。
結論から言うと、GEEKOMのミニPCの多くは、ユーザー自身によるメモリ増設が可能です。実際に、IT13シリーズやGT13 Pro、A9 Maxなどの主要モデルでは、本体底面のパネルを開けてSO-DIMMスロットにアクセスできる構造になっています。
ただし、モデルによって対応しているメモリの規格や最大容量が異なりますし、作業にはいくつかの重要な注意点があります。この記事では、公式情報や実際のユーザー体験をもとに、失敗しないメモリ増設のポイントをまとめました。
GEEKOMのメモリ増設で知っておきたい基本知識
なぜGEEKOMのミニPCはメモリ増設がしやすいのか
GEEKOMのミニPCは、省スペースながらも拡張性を重視した設計が特徴です。多くのモデルでノートPC用の小型メモリモジュールであるSO-DIMMスロットを採用しており、底面のパネルを数本のネジで留めているだけなので、比較的簡単に内部にアクセスできます。
一般的なデスクトップPCのように大きなケースを開ける必要はありませんが、ミニPCならではのコンパクトな内部構造を理解しておくことが大切です。
メモリ増設前に必ず確認すべき3つのポイント
メモリ増設を始める前に、以下の3つを必ず確認してください。
1. お使いのモデル名を確認する
GEEKOMにはIT13シリーズ、GT13 Pro、A9 Maxなど複数のモデルがあります。モデルによって対応メモリの規格や最大容量が異なるため、まずは本体の底面や付属のマニュアルで型番を確認しましょう。
2. 現在のメモリ規格と空きスロットを調べる
タスクマネージャーの「パフォーマンス」タブから、現在搭載されているメモリの規格(DDR4かDDR5か)や、スロットが空いているかどうかを確認できます。
3. 公式サイトで最大容量をチェックする
各モデルの最大搭載容量は公式サイトで確認できます。例えば、IT13シリーズは最大64GB、A9 Maxは最大128GBに対応しています。
【モデル別】GEEKOMメモリ増設の対応情報
GEEKOM NUC MINI IT13シリーズ
IT13シリーズは、インテルCoreプロセッサを搭載した人気モデルです。
- 対応メモリ規格:DDR4-3200 SO-DIMM(260ピン)
- スロット数:2基
- 最大容量:64GB(32GB×2)
- 増設のしやすさ:底面パネルを開けてアクセス可能
DDR4メモリは比較的安価で入手しやすいため、コストパフォーマンスを重視する方に向いています。Core i5からi9までのラインナップがあり、メモリ増設によってマルチタスク性能をさらに引き上げられます。
GEEKOM GT13 Pro
GT13 ProもIT13同様にDDR4メモリに対応したモデルです。
- 対応メモリ規格:DDR4 SO-DIMM
- スロット数:2基
- 最大容量:64GB(目安)
ただし、GT13 Proには分解時にひとつ大きな注意点があります。底面パネルを外す際、Wi-Fiアンテナ線がパネルに接続されているため、無理に引きはがすとケーブルを破損する危険性があります。作業時はこの点を特に意識しましょう。
GEEKOM A9 Max
AMD Ryzen AI 9プロセッサを搭載した最新モデルです。
- 対応メモリ規格:DDR5 SO-DIMM
- スロット数:2基
- 最大容量:128GB(64GB×2)
DDR5メモリはDDR4に比べて転送速度が高速で、最新のAI処理やクリエイティブワークにも対応できる性能を持っています。ただし、メモリ本体の価格はDDR4より高めなので、予算とのバランスを考える必要があります。
その他のモデルについて
A6、A8、A5シリーズなど、他のAMD Ryzen搭載モデルもメモリ増設が可能な場合が多いですが、モデルによって仕様が異なります。また、エントリーモデルのAIR12シリーズはメモリ増設自体は可能ですが、最大容量が32GB程度に制限される場合があります。
いずれの場合も、購入前や増設前に公式サイトで最新の仕様を確認することをおすすめします。
メモリ増設の具体的な手順
ここからは、GEEKOMミニPCでメモリを増設する一般的な手順を説明します。モデルによって細かい点は異なりますが、基本的な流れは共通しています。
準備するもの
- プラスドライバー(精密ドライバーセットがあると安心)
- 増設するメモリモジュール(SO-DIMM規格のもの)
- 静電気対策用のリストストラップ(または金属に触れて放電する)
- 作業スペース(明るくて平らな場所)
作業手順
1. 電源を完全にオフにする
ACアダプターを抜き、本体の電源ランプが消えていることを確認します。
2. 底面のゴム足を外す
多くのモデルでは、底面のゴム足の下にネジが隠れています。丁寧にゴム足をはがして、ネジを露出させましょう。
3. 底面パネルのネジを外す
プラスドライバーでネジをすべて外します。ネジの種類や長さが異なる場合があるので、外した順番に並べておくと戻すときに迷いません。
4. パネルを慎重に開ける
GT13 Proなど一部のモデルでは、パネルとWi-Fiアンテナ線が接続されています。パネルを無理に引きはがそうとせず、接続部分を確認しながらゆっくりと開けてください。
5. 既存のメモリを確認する
SO-DIMMスロットに差さっているメモリモジュールを確認します。空きスロットがあればそのまま増設可能です。
6. メモリを取り付ける
スロットに対して斜め45度の角度で差し込み、しっかりと奥まで押し込んだら、両端の爪がカチッと閉まるまで押し下げます。
7. パネルを戻す
逆の手順でパネルを閉じ、ネジを締め、ゴム足を元に戻します。
8. 起動して認識を確認する
電源を入れ、タスクマネージャーやシステム情報でメモリ容量が正しく認識されているか確認します。
増設後の確認ポイント
- タスクマネージャー → パフォーマンス → メモリで搭載容量をチェック
- BIOS画面でも認識状況を確認可能(起動時に特定のキーを押して入る)
- もし認識されない場合は、メモリが正しく挿入されているか再確認
メモリ増設のメリットとデメリット
メリット
- マルチタスクが快適になる:ブラウザのタブを多数開いたり、複数のアプリを同時に動かしても動作が安定します。
- クリエイティブ作業の効率が上がる:写真編集や動画編集などメモリを多く使う作業で効果を発揮します。
- コストパフォーマンスが良い:PC本体を買い替えるよりも安価に性能アップが図れます。
デメリット
- 保証が無効になる可能性がある:公式情報では「アップグレードはメーカー保証に影響を与える可能性がある」とされています。
- 作業リスクが伴う:静電気や物理的な衝撃で内部部品を破損するリスクがあります。
- 互換性の問題が起こりうる:すべてのメモリがすべてのモデルで動作するわけではありません。
メモリ増設でよくある疑問
Q. メモリ増設で保証は無効になりますか?
公式情報では、「アップグレードはメーカー保証に影響を与える可能性がある」と案内されています。つまり、増設作業中に部品を破損した場合や、増設したメモリが原因で故障した場合は保証対象外になる可能性があります。
ただし、もともと搭載されているメモリを外さずに空きスロットに増設するだけの場合や、慎重に作業を行えば問題が起きることは稀です。それでも、作業はあくまで自己責任で行うことを理解しておきましょう。
Q. どのメーカーのメモリを選べばいいですか?
対応する規格(DDR4かDDR5か、SO-DIMMか)が合っていれば、基本的にはどのメーカーの製品でも動作する可能性が高いです。ただし、完全な互換性を保証するものではありません。
実際のユーザー体験では、Transcend JetRam JM3200HSE-32Gなどの信頼できるメーカーの製品が安定して動作したという報告があります。購入前には、製品レビューや口コミを参考にするとよいでしょう。
Q. 増設したメモリが認識されない場合は?
以下の点を確認してみてください。
- メモリがスロットに完全に差し込まれているか
- 対応している規格のメモリか(DDR4にDDR5は挿せない)
- 最大容量を超えていないか
- 一度CMOSクリアを試してみる(ただし手順はモデルによって異なる)
Q. 購入前にメモリ増設の可否を確認するには?
公式サイトの製品ページで仕様を確認するのが最も確実です。また、実機レビューや分解記事で実際の内部構造をチェックするのも有効な方法です。
GEEKOMのメモリ増設で絶対に知っておきたい注意点
保証と購入経路のリスク
ここで特に注意していただきたいのが、購入経路によって保証サポートが大きく異なる可能性があるという点です。
実際のユーザー体験として、公式サイト以外で購入した場合にサポートが受けられなかった、または対応が非常に悪かったという報告が複数あります。中には、製品の故障時に修理部門がなく、実質的に買い替えを余儀なくされたというケースも報告されています。
できるだけ公式サイトや信頼できる正規販売店で購入し、保証内容を事前に確認しておくことを強くおすすめします。
静電気対策は必須
PC内部の部品は静電気に非常に弱いです。作業前には必ず金属製のドアノブなどに触れて身体の静電気を逃がすか、リストストラップを使用しましょう。
Wi-Fiアンテナ線に注意
特にGT13 Proでは、底面パネルとWi-Fiアンテナ線が接続されています。パネルを開ける際にこのケーブルを傷つけないよう、慎重に作業してください。
公式情報を最優先に
この記事の情報は、公式サイトの情報や実際のユーザー体験をもとにしていますが、製品の仕様は予告なく変更される場合があります。メモリ増設を行う前には、必ずGEEKOM公式サイトでお使いのモデルの最新仕様を確認するようにしてください。
まとめ:GEEKOMのメモリ増設は計画的に
GEEKOMのミニPCは、ユーザー自身によるメモリ増設が可能なモデルが多く、適切に行えばコストパフォーマンスよく性能アップを図れます。
ただし、以下のポイントは絶対に押さえておきましょう。
- お使いのモデルがメモリ増設に対応しているか、公式サイトで確認する
- 対応するメモリ規格(DDR4/DDR5、SO-DIMM)を間違えない
- 増設作業は自己責任で行い、静電気対策を徹底する
- 保証が無効になる可能性を理解したうえで作業する
- できるだけ公式サイトで購入し、保証内容を確認しておく
GEEKOMのメモリ増設に関する情報は、公式ブログでも「ミニPCのアップグレードは可能?」というタイトルで案内されています。そちらも合わせて確認すると、より理解が深まるでしょう。
あなたのGEEKOMミニPCが、メモリ増設によってさらに快適なマシンに生まれ変わりますように。


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