ミニPCの最安値はいくら?予算別の相場感をチェック
「ミニPCが気になるけど、一番安いモデルっていくらなんだろう?」
「デスクトップPCは場所を取るし、ノートPCは持ち歩かないからもったいない…」
そんなふうに、手頃な価格で小さなパソコンを探している人は少なくありません。
ミニPCの最安値相場は、2万円台前半です。
この価格帯でも、Web閲覧やメール、書類作成、動画視聴といった日常的な作業は十分にこなせます。
ただし、価格が安いほど「何ができて、何ができないのか」をしっかり理解しておかないと、買ってから「思ってたのと違った…」という後悔につながります。
この記事では、ミニPCの最安値モデルを中心に、価格帯別の選び方やおすすめ機種をわかりやすく解説します。
最安値帯のミニPCを選ぶ前に知っておきたい3つのチェックポイント
安いからといって適当に選ぶと、動作が重かったり、必要な機能がなかったりする可能性があります。
最安値モデルを選ぶときは、次の3つを必ず確認してください。
CPU(プロセッサ)をチェック
ミニPCの性能を左右する最も重要な部品がCPUです。
最安値帯で多く採用されているのは、IntelのNシリーズ(N100やN150)という種類のCPUです。
N100は2024年ごろまで主流だったエントリー向けCPUで、N150はその後継モデルです。日常的な軽作業であれば、どちらも十分な性能を持っています。
ただし、動画編集やゲーム、大量のタブを開いての作業には向いていません。
メモリは8GBではなく16GBを選ぶ
最安値帯のミニPCには、8GBメモリのモデルと16GBメモリのモデルがあります。
値段は8GBのほうが安いですが、できるだけ16GBモデルを選ぶことをおすすめします。
なぜなら、この価格帯の多くはメモリを後から増設できない設計になっているからです。
8GBでは、Webブラウザで複数タブを開いたり、Officeアプリを同時に使ったりすると、すぐに動作が重くなります。
最初に16GBを選んでおけば、長く快適に使い続けられます。
ストレージの種類を確認する
ストレージ(データを保存する部品)には、主にNVMeとSATAという2種類があります。
簡単にいうと、NVMeのほうがSATAよりもデータの読み書きが数倍速いです。
製品スペックに「M.2 NVMe SSD」と書かれていれば、速いタイプです。
「SATA SSD」だけの場合は、起動やアプリの立ち上げに少し時間がかかることを覚悟しておきましょう。
ミニPCの最安値モデルは2万円台前半から!おすすめ3選
ここからは、実際に購入できるミニPCの最安値モデルを厳選して紹介します。
どれも2万円台〜3万円台で買える、コスパ重視の製品です。
1. GMKtec NucBox G3 Plus
価格帯:約22,800円(クーポン適用時)
最安値モデルを探している人にとって、まず候補に挙がるのがこの製品です。
Intelの最新エントリーCPUであるN150を搭載し、価格はなんと2万円台前半。この価格でWindows 11 Proがプリインストールされているのも大きなポイントです。
特徴
- CPU:Intel N150
- メモリ:16GB DDR4(増設不可)
- ストレージ:512GB SSD(NVMe対応)
- OS:Windows 11 Pro
メリット
- 2万円台という圧倒的な低価格
- 静音性が高く、オフィスや寝室でも気にならない
- インターフェースが充実(USB 3.2 Gen 2ポート×4、2.5GbE有線LAN、HDMI×2)
デメリット
- 高負荷な作業(動画編集やゲーム)には不向き
- メモリが増設できないため、最初の選択が重要
向いている人
Web閲覧、メール、WordやExcelでの書類作成、YouTubeやNetflixの動画視聴など、軽い作業だけをしたい人。
向いていない人
写真や動画の編集をしたい人、複数のアプリを同時にたくさん開いて作業する人。
注意点
メモリは8GBモデルと16GBモデルがありますが、必ず16GBモデルを選んでください。後から増やせないので、8GBを選ぶとすぐに「動きが遅い」と感じる可能性が高いです。
2. Beelink Mini S12 Pro
価格帯:2万円台前半(推定)
BeelinkはミニPCの分野で定評のあるメーカーです。このMini S12 Proも、GMKtec NucBox G3 Plusと同様にIntel N150を搭載したエントリーモデルです。
特徴
- CPU:Intel N150
- メモリ:16GB DDR4
- ストレージ:500GB M.2 SSD
- デュアルHDMI出力対応
メリット
- 低価格でありながら、信頼性の高いブランド
- デュアルHDMIで2台のモニターに出力できる
- オフィス用途に十分なパフォーマンス
デメリット
- GMKtecと同様、高負荷作業には不向き
- エントリーモデルはメモリ増設ができない場合があるので要確認
向いている人
低予算で、かつある程度ブランド名のある製品を選びたい人。在宅ワークのサブマシンとしても使いやすいでしょう。
向いていない人
ゲームや動画編集をメインに考えている人。
注意点
購入前に、搭載されているメモリが増設可能かどうかを必ず確認しましょう。エントリーモデルの中にはメモリが基板に直付け(オンボード)で、後から増やせないものもあります。
3. GMKtec NucBox G10
価格帯:約39,000円
「N150では少し不安…でも予算は抑えたい」という人には、AMD Ryzen搭載のこのモデルが候補になります。
3万円台後半と、先ほどの2機種よりは少し高くなりますが、その分マルチタスク性能が向上します。
特徴
- CPU:AMD Ryzen 5 3500U
- メモリ:16GB
- ストレージ:256GB SSD
- USB Type-Cポート(PD・映像出力対応)搭載
メリット
- Intel N150よりもマルチコア性能が高い
- USB Type-Cポートでモバイルディスプレイと接続しやすい
- メモリとストレージのバランスが良い
デメリット
- 搭載CPUが2019年発売の旧世代(Ryzen 5 3500U)のため、最新のCPUと比べると電力効率で劣る
- ストレージが256GBとやや少なめ
向いている人
N100/N150では不安があるが、予算はできるだけ抑えたい人。接続端子の充実度を重視する人。
向いていない人
最新のCPUを搭載したPCを求める人。ストレージに大量のデータを保存したい人。
注意点
旧世代のCPUを搭載しているため、Windows 11のサポート期間が短くなる可能性を考慮しておきましょう。
5万円台でここまでできる!ワンランク上のコスパモデル
もう少し予算を増やせるなら、5万円台のモデルも検討してみてください。
この価格帯になると、動画編集やライトなゲームも楽しめる性能になります。
GMKtec NucBox M8
価格帯:約57,000円(クーポン適用時)
特徴
- CPU:AMD Ryzen 5 Pro 6650H
- メモリ:16GB DDR5
- ストレージ:512GB SSD
- OCuLinkポート搭載(外部GPU接続が可能)
メリット
- N150搭載モデルと比べて圧倒的に高性能
- OCuLinkポートで外付けGPUを接続すれば、ゲーミング用途にも対応可能
- メモリが最新のDDR5で高速
デメリット
- 最安値モデルと比べると価格が約2倍
- 価格が変動しやすい
向いている人
動画編集や軽いゲームも視野に入れているが、コストパフォーマンスを重視する人。
向いていない人
とにかく予算を最優先したい人。
ミニPCを安く買うときの注意点
最安値のミニPCを探すときは、価格だけではなく「品質」と「サポート」にも目を向ける必要があります。
正規のWindowsかどうか確認する
激安のミニPCの中には、正規のWindowsライセンスが搭載されていないものがあります。
具体的には、本来個人向けではないボリュームライセンス版が使われていたり、ライセンス自体が不正なケースも報告されています。
正規品かどうかは、販売ページに「Windows 11 Pro 正規ライセンス搭載」などの記載があるか、メーカー公式サイトで確認するのが確実です。
ノーブランド品やCPUが不明な製品は避ける
Yahoo!ショッピングや一部のECサイトでは、「2026新型 ミニPC」といった曖昧な商品名で、CPUの型番が明記されていない製品が販売されていることがあります。
こうした製品は、以下のリスクがあるため、避けたほうが無難です。
- 実態よりも古いCPUが搭載されている
- 品質管理が不十分で故障しやすい
- サポートや保証が受けられない
- Windowsが正規品でない可能性がある
「最安値」を追求するあまり、こうしたリスクのある製品を選んでしまうと、結果的に高い買い物になることもあります。
周辺機器は別途必要
ミニPCは本体だけで完結しません。
ディスプレイ(モニター)、キーボード、マウスは別途用意する必要があります。
「これだけ安いなら全部揃ってるのでは?」と思われるかもしれませんが、ミニPCはあくまで本体だけの製品です。購入予算を組むときは、周辺機器の費用も含めて考えてください。
よくある質問
Q. 2万円台のミニPCでYouTubeやNetflixは見られますか?
はい、十分に見られます。
Intel N150搭載モデルでも、4K動画の再生には対応しています。ただし、複数のタブを開きながら動画を再生すると、動作が重くなることがあるので注意しましょう。
Q. ゲームはできますか?
軽いブラウザゲームや、古いレトロゲーム程度なら可能です。
ただし、最新の3DゲームやFPS(シューティングゲーム)を快適に動かすのは難しいです。ゲーム目的の場合は、Ryzen搭載の5万円台以上のモデルを検討しましょう。
Q. 最安値モデルと5万円台モデル、どっちを買うべき?
軽作業だけなら最安値モデル(N150 + 16GB)で十分です。
在宅ワークのサブ機や、家族共用のWeb閲覧用としても使えます。
動画編集やクリエイティブ作業、ちょっとしたゲームも楽しみたいなら、Ryzen搭載の5万円台モデルを選びましょう。
まとめ:ミニPCの最安値は2万円台前半。用途に合った1台を選ぼう
ミニPCの最安値は、2万円台前半から購入可能です。
この価格帯でも、Intel N150というCPUと16GBメモリを搭載したモデルを選べば、日常的なパソコン作業は十分に快適です。
ただし、安さだけで選ぶと後悔するリスクもあります。
- メモリは8GBではなく16GBを選ぶ
- 正規のWindowsが搭載されているか確認する
- ノーブランド品やCPUが不明な製品は避ける
この3つを守るだけでも、満足度の高い買い物ができるはずです。
まずは自分の「何に使うか」を明確にして、最適なミニPCを選んでください。

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