NiPoGiのミニPCを購入して設定を進めていたら、Windowsのライセンス表示が「ボリュームライセンス」になっていた……そんな経験をしたことはありませんか?
この記事では、NiPoGi製ミニPCでボリュームライセンスが表示される場合の原因や確認方法、そして実際にとれる対処法についてまとめています。購入後に「なんだか不安だな」と感じている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
NiPoGiミニPCにおけるボリュームライセンスとは?
まず、Windowsのライセンスにはいくつかの種類があります。一般的に個人向けのパソコンに使われるのは「OEMライセンス」か「リテールライセンス」です。これらは、そのパソコンを使う個人が正規に利用できる形で提供されています。
一方で「ボリュームライセンス」は、主に企業や組織がまとめて導入するためのライセンス形式です。個人がふだん使うパソコンにはあまり使われない方式で、ライセンス規約上も個人利用を前提としたものではありません。
NiPoGiを含む一部の格安ミニPCでは、このボリュームライセンスがプリインストールされた状態で出荷されているケースがあると、複数のユーザーから報告されています。あくまでユーザー体験にもとづく情報ではありますが、まったく同じ事例が複数見られることから、NiPoGiのミニPCに限った話ではないものの、一定の確率で発生しうる現象のようです。
自分のNiPoGiミニPCがボリュームライセンスか確認する方法
気になる場合は、まず自分のパソコンがどのライセンスを使っているのかを確認してみましょう。特別なソフトは不要で、Windowsに標準で備わっているコマンドでチェックできます。
手順は以下のとおりです。
- キーボードの「Windows」キーと「R」キーを同時に押す
- 「ファイル名を指定して実行」という小窓が開くので、「cmd」と入力してEnter
- 黒い画面(コマンドプロンプト)が開くので、以下のコマンドを入力してEnter
slmgr /dli
- 小さなウィンドウが表示され、ライセンスの情報が表示される
この表示に出てくる「CHANNEL」の部分を確認してください。もし「VOLUME_MAK」や「VOLUME_KMS」といった表記があれば、そのパソコンはボリュームライセンスを使っている可能性が高いです。
ボリュームライセンスのまま使い続けるリスクは?
ここで気になるのが「このまま使い続けても大丈夫なのか」という点です。
ボリュームライセンスはあくまで企業向けの提供形態であり、個人が利用することを前提としていません。そのため、将来的にライセンス認証が不安定になったり、Windows Updateで想定外のエラーが出たりする可能性がゼロではありません。また、ライセンス規約の観点からも、個人利用が推奨される状態ではないことは認識しておいたほうがよいでしょう。
ただし、すぐにパソコンが使えなくなるわけではなく、現時点で多くのユーザーが実際に使用しているという報告もあります。大切なのは「リスクを理解したうえで判断する」ことです。
NiPoGiのミニPCでボリュームライセンスが見つかった場合の対処法
もし自分のNiPoGiミニPCでボリュームライセンスを確認した場合、とれる対処法はいくつかあります。それぞれにメリット・デメリットがあるので、自分の状況に合わせて選んでみてください。
販売元に問い合わせてみる
まず検討したいのが、購入した販売元への問い合わせです。実際に、販売店に連絡したところOEMライセンスのプロダクトキーを発行してもらえたという事例が複数確認されています。購入時のショップによって対応は異なるかもしれませんが、まずは連絡してみる価値はあるでしょう。
問い合わせる際には、以下の情報を準備しておくとスムーズです。
- 購入した製品の型番
- 注文番号や購入日
- slmgr /dli で表示されたライセンス情報のスクリーンショット
Windowsをクリーンインストールする
もうひとつの方法が、Windowsのクリーンインストールです。Microsoftが公式に配布しているWindowsのインストールメディアを使ってOSを入れ直すことで、正しいライセンス状態に切り替わるケースがあります。
ただし、この方法には注意点もあります。単にクリーンインストールしただけではボリュームライセンスのままになることもあり、最近の報告では以前よりも状況が変わってきているとの指摘もあります。また、ドライバのバックアップを忘れると、ネットワークアダプタやグラフィックドライバが正しく動作しなくなるリスクもあるため、初心者の方がいきなり試すのはハードルが高いかもしれません。
どうしても自分で対応したい場合は、事前にNiPoGiの公式サイトからドライバをダウンロードしてUSBメモリに保存しておくことをおすすめします。
専門業者に依頼する
自分での対応が不安な場合は、パソコン修理や設定代行を行っている専門業者に相談するという選択肢もあります。費用はかかりますが、データのバックアップからドライバ設定、ライセンスの確認まで一括で対応してもらえることが多いです。
NiPoGi以外のミニPCを検討している方へ
まだ購入前で、NiPoGiのミニPCに限らずいろいろな選択肢を比較している方もいるかもしれません。複数のユーザー報告をもとにすると、同じような価格帯のミニPCでも、MinisforumやGMKtec、CHUWIといったブランドのほうがOEMライセンスで提供されているケースが多いと言われています。これもあくまで相対的な話であり、すべての製品で保証されるわけではありませんが、ひとつの判断材料にはなるかもしれません。
よくある質問
Q. ボリュームライセンスは違法なのですか?
ボリュームライセンス自体は正規のライセンスです。ただし、個人向けのパソコンにプリインストールされて出荷されることが想定されていない形式であり、利用規約の観点からは個人使用に適した状態とは言えません。「違法=偽物」というわけではなく、利用形態が適切でないという意味でとらえておくとよいでしょう。
Q. このまま使っていると、ある日突然使えなくなりますか?
すぐに使えなくなるという報告は多くありませんが、将来的にライセンス認証で問題が起きるリスクはゼロではありません。現時点では「使い続けている」という声も多いので、すぐに動かなくなることは考えにくいですが、リスクを理解したうえで自己判断することが大切です。
Q. 販売元に問い合わせたら必ずキーがもらえますか?
問い合わせることで対応してもらえた事例はありますが、すべての販売店で同じ対応が得られるとは限りません。あくまで可能性のひとつとして考えておきましょう。
まとめ:NiPoGiミニPCのボリュームライセンス問題は確認と対処がカギ
NiPoGiのミニPCでボリュームライセンスが表示されるケースは、残念ながら複数のユーザーによって報告されている事実です。すぐにパソコンが使えなくなるわけではありませんが、ライセンス規約や今後のアップデート安定性を考えると、できるだけ早く対応を検討したほうが安心です。
まずは自分のPCがボリュームライセンスなのかを確認し、もし該当する場合は販売元への問い合わせやクリーンインストールといった対処法を検討してみてください。価格の安さだけで選びがちなミニPCだからこそ、OSライセンスの状態までしっかり確認することで、後悔のない買い物に近づけます。
購入前の方も、すでに手元にある方も、NiPoGiミニPCを使うならライセンス周りの確認は忘れずに。


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