NiPoGiミニPCをクリーンインストールする前に:手順、ドライバ、ライセンス問題を完全解説

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NiPoGiのミニPCを購入したものの、「なんとなくクリーンインストールしたい」「中に入っているWindowsがちょっと不安」と感じている人は少なくありません。

でも、実際にクリーンインストールを始めてみると、Wi-Fiがつながらなくなったり、ライセンス認証でエラーが出たりと、想定外のトラブルに直面することがあります。

この記事では、NiPoGiミニPCに特化して、クリーンインストールの手順と、特に注意すべきドライバやライセンス問題について解説します。実際にNiPoGi製品でクリーンインストールを試みた人の事例をもとに、何を準備して、どう進めるべきかを整理しました。

NiPoGiミニPCでクリーンインストールを考えるべき理由

NiPoGiは、コストパフォーマンスに優れたミニPCを提供するブランドです。E2やN97搭載モデルなど、コンパクトなボディにそこそこの性能を詰め込んだ製品が特徴で、サブPCやオフィス用途として人気を集めています。

ただ、こうしたミニPCには、いくつかの理由からクリーンインストールを検討したくなるケースがあります。

まず、プリインストールされているWindowsに不要なソフトウェアが含まれている可能性がある点です。動作がもっさりしていると感じたり、知らないアプリが入っていると「一度まっさらな状態にしたい」と思うのも無理はありません。

また、NiPoGiを含む一部の中国メーカーのミニPCでは、Windowsのライセンス形態が「ボリュームライセンス」になっているケースがあると報告されています。この場合、クリーンインストール後にライセンス認証で問題が発生するリスクがあります。

とはいえ、すべてのNiPoGi製品で問題が起きるわけではなく、製品のロットや販売チャネルによって状況は異なります。まずは自分のPCのライセンス状態を確認するところから始めましょう。

クリーンインストール前に確認すべきライセンス状態

NiPoGiミニPCでクリーンインストールを実行する前に、今のWindowsがどのようなライセンスで動いているのかを確認することが非常に重要です。

確認方法は簡単です。

  1. キーボードの「Windowsキー + R」を押して「ファイル名を指定して実行」を開く
  2. 「slmgr /dli」と入力してEnterを押す
  3. 表示されるポップアップで「チャネル」の部分を確認する

ここに「VOLUME_MAK」と表示されていれば、ボリュームライセンスです。一方「OEM」や「RETAIL」と表示されていれば、一般的なライセンス形態です。

ボリュームライセンスは、本来は企業向けに提供されるもので、個人が通常の方法でクリーンインストールをした場合、プロダクトキーの入力で詰まったり、認証が通らなくなることがあります。

もし自分のNiPoGiがボリュームライセンスだった場合でも、慌てる必要はありません。後述する対処法があります。まずはこの確認を必ず行ってください。

NiPoGiミニPCのクリーンインストール手順

ここからは、実際のクリーンインストール手順を解説します。あくまで一般的なWindows 11のインストール手順をベースに、NiPoGi製品で特に注意すべきポイントを織り交ぜています。

事前準備:ドライバのバックアップが命

NiPoGiミニPCでクリーンインストールをする際、最も多くの人が直面するのがドライバ不足の問題です。特にWi-FiやBluetoothのドライバが欠如していると、インストール後にインターネットに接続できず、ドライバをダウンロードすることすらできなくなります。

そのため、クリーンインストールを実行する前に、今のドライバを必ずバックアップしておきましょう。

ドライバのエクスポート方法は以下の通りです。

  1. 管理者権限でコマンドプロンプトを開く
  2. 以下のコマンドを実行する
dism /online /export-driver /destination:D:\Drivers

(D:\Driversの部分は、USBメモリなどバックアップ先のフォルダを指定してください)

このコマンドで、現在使っているドライバがすべてエクスポートされます。クリーンインストール後にこのドライバをインストールすれば、不足するドライバをある程度補えます。

あわせて、以下のものも準備しておきましょう。

  • Windows 11のインストールメディア(Microsoft公式サイトから作成したUSBメモリ)
  • 有線LANケーブル(Wi-Fiが使えなくなった場合の保険として)
  • ドライバを保存した別のUSBメモリ

インストールメディアから起動する

準備ができたら、作成したインストールUSBメモリをNiPoGiに接続し、BIOSの起動順序を変更します。

起動時にF2またはDeleteキーを連打してBIOS画面に入り、BootメニューからUSBメモリを最優先に設定しましょう。機種によってBIOSの表示は異なりますが、BootタブやBoot Orderから変更できます。

設定を保存して再起動すると、Windows 11のセットアップ画面が表示されます。

Windows 11のセットアップを進める

セットアップ画面では、言語やキーボードレイアウトを選択した後、「インストールする種類を選んでください」で「カスタム:Windowsのみをインストールする(詳細設定)」を選びます。

ここで、既存のパーティションをすべて削除してから、空いた領域に新しくインストールするのがクリーンインストールの本質です。データはすべて消えるので、重要なファイルは事前にバックアップしておいてください。

その後は画面の指示に従って進めます。

ここで一つポイントがあります。インターネット接続を求められた段階で、もしWi-Fiが認識されずに先に進めない場合は、Shift + F10キーを押してコマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを入力します。

BypassNRO.cmd

このコマンドを実行すると、ネットワーク接続をスキップして、オフライン環境でのセットアップを続行できます。NiPoGiのようにWi-Fiドライバがデフォルトで含まれていない可能性がある機種では、この回避方法を知っておくと安心です。

セットアップが完了すると、デスクトップが表示されます。

ライセンス認証の問題が発生した場合

ここで問題になるのがライセンス認証です。

もし最初に確認したライセンスチャネルが「VOLUME_MAK」だった場合、クリーンインストール後に「プロダクトキーを入力してください」と表示され、先に進めなくなるかもしれません。

この場合の対処法としては、以下の選択肢があります。

  • 「プロダクトキーがありません」を選択して進める:後で認証が通るかどうかはケースバイケースですが、まずはこれで進めてみる価値はあります。
  • 元のライセンス情報を引き継ぐ方法を試す:ボリュームライセンスでも、ハードウェア情報をもとに自動認証される場合があります。
  • どうしても認証できない場合は、正規のWindowsライセンス(リテール版)を別途購入する:これは最終手段ですが、確実に認証を通す方法です。

NiPoGiの一部モデルでは、ユーザーが自らライセンスを購入し直した事例も報告されています。コストはかかりますが、安定して使いたいなら検討してもよいでしょう。

ドライバをインストールする

セットアップが完了したら、最初にバックアップしたドライバを復元します。

デバイスマネージャーを開き、不明なデバイスや「!」マークが付いているデバイスがあれば、先ほどエクスポートしたドライバフォルダを指定して更新します。

特に、以下のドライバが不足しやすいと報告されています。

  • Intel GNA スコアリング アクセラレータ ドライバー
  • Wi-Fi / Bluetooth ドライバー
  • チップセットドライバー

バックアップしたドライバでも不足する場合がありますが、その場合は有線LANでインターネットに接続し、Windows Updateを実行するか、Intelの公式サイトから該当するドライバをダウンロードしましょう。

NiPoGi E2のクリーンインストール事例と口コミ

実際にNiPoGi E2(Intel N150搭載モデル)でクリーンインストールを試みた人の事例を見てみましょう。

このモデルでは、Windows 11 Proのボリュームライセンスが搭載されているケースがあり、クリーンインストール後にライセンス認証で手間取ったという報告があります。一方で、バックアップしたドライバを適用することで、Wi-Fiを含むほとんどの機能が復旧したとも言われています。

NiPoGi E2は、DDR4メモリとM.2 SSDを搭載し、価格は約35,000円前後と非常にリーズナブルです。コンパクトで静音性も高く、Office作業やWebブラウジング程度であればストレスなく使えるという口コミも見られます。

ただし、Type-Cポートが非搭載であったり、Wi-Fiがやや古い規格(Wi-Fi 5)だったりする点は、購入前に知っておいたほうがよいでしょう。

クリーンインストールの可否だけでなく、総合的な使い勝手もあわせて評価すると、自分の目的に合っているか判断しやすくなります。

クリーンインストールを実行する前に知っておくべき注意点

NiPoGiミニPCでクリーンインストールをするにあたり、いくつか注意点をまとめておきます。

すべてのNiPoGi製品で問題が起きるわけではない

インターネット上では、NiPoGiのライセンス問題やドライバ不足について多くの情報がありますが、すべての製品やロットで同じ問題が発生するわけではありません。購入時期や販売店によって、搭載されるWindowsのライセンス形態やプリインストール状態は異なります。

自分のPCの状態を実際に確認してから判断することをおすすめします。

クリーンインストールは「絶対にやるべき」ではない

セキュリティ面での懸念からクリーンインストールを推奨する声もありますが、現在のWindowsが正常に動作し、不要なソフトウェアも気にならないのであれば、無理に実行する必要はありません。

特に、PCの操作に自信がない人や、重要なデータのバックアップをきちんと取れない人は、リスクを伴う作業であることを理解したうえで判断してください。

サポートは期待しないほうがよい

NiPoGiは公式サイトやXアカウントで情報発信をしていますが、日本語での技術サポートは限られているのが現状です。クリーンインストールでトラブルが起きても、メーカーに問い合わせて解決するのは難しいと考えておいたほうが無難です。

そのため、自分で調べて対応できる人、あるいはトラブルが起きても諦められる人に向いている作業だと言えます。

NiPoGiミニPCのクリーンインストールに関するよくある疑問

クリーンインストール後、プロダクトキーは必要ですか?

Microsoft公式のインストールメディアを使う場合、「プロダクトキーがありません」を選択して進めることができます。その後、ライセンス認証がデジタルライセンスで自動的に行われるケースと、手動での認証が必要なケースがあります。

NiPoGiの一部モデルでは、ボリュームライセンスのために自動認証がうまくいかないことがあるので、その点は頭に入れておきましょう。

Wi-Fiが使えなくなったらどうすればいいですか?

最も簡単なのは、有線LANケーブルでインターネットに接続することです。その状態でWindows Updateを実行すれば、必要なドライバが見つかることがあります。

また、事前にバックアップしたドライバをUSBメモリ経由でインストールする方法も有効です。

クリーンインストールしないとセキュリティ的に危険ですか?

すべてのNiPoGi製品が危険というわけではありません。一部の中国メーカーのミニPCでマルウェア混入が報告された事例はありますが、NiPoGiで同様の問題が広く確認されているわけではありません。

とはいえ、中古品や並行輸入品を購入した場合など、状態が不明なものはクリーンインストールを検討する価値があります。

NiPoGiミニPCのクリーンインストールは計画的に

NiPoGiミニPCのクリーンインストールは、確かにトラブルのリスクを伴います。特にライセンス問題とドライバ不足は、多くの人が実際に直面しているポイントです。

しかし、事前にライセンス状態を確認し、ドライバのバックアップをしっかり行い、有線LANなどの代替手段を用意しておけば、多くの問題は回避できます。

この作業が向いているのは、自分で調べて解決できる人、PCの仕組みにある程度詳しい人です。逆に、面倒な作業は避けたい、すぐに使える状態でほしいという人は、クリーンインストールを無理に実施しなくても、現状のまま使う選択肢も十分にありえます。

NiPoGiミニPCは、コストパフォーマンスに優れた魅力的な選択肢です。クリーンインストールのリスクとメリットを天秤にかけて、自分にとって最適な判断をしてください。

どうしても不安な場合は、信頼できるPCに詳しい知人に相談するか、最初からクリーンインストール済みの製品を選ぶのも一つの方法です。

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