NiPoGiミニPCをクリーンインストールする手順と注意点

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NiPoGiミニPCのクリーンインストールとは?まず押さえておきたい基本

NiPoGiミニPCを使っていると、「購入時の状態に戻したい」「余計なソフトが入って動作が重い」「新しいバージョンのOSを入れ直したい」といった場面が出てくることがあります。そんなときに役立つのがクリーンインストールです。

クリーンインストールとは、PCのストレージを一度まっさらにして、OSを新しくインストールし直す方法のこと。工場出荷時に近い状態に戻せるだけでなく、不要なファイルやアプリを一掃できるので、動作が軽くなったり、安定したりするケースも多いです。

ただ、NiPoGiは海外メーカーのミニPCということもあり、国内メーカーのような充実した日本語サポートが期待しづらい面もあります。そこでこの記事では、NiPoGiミニPCにWindowsをクリーンインストールする際の一般的な手順と、特に気をつけるべきポイントを整理して解説します。

NiPoGiミニPCでクリーンインストールをする前に確認しておくこと

クリーンインストールは便利な反面、準備や確認を怠ると「OSは入ったけどドライバーがなくて動かない」「プロダクトキーが分からない」といったトラブルにつながります。まずは以下の点を必ず確認しておきましょう。

データのバックアップは必ず取る

クリーンインストールでは、ストレージ内のデータがすべて消去されます。大切な書類や写真、設定ファイルなどは、外付けHDDやUSBメモリ、クラウドストレージなどにあらかじめバックアップを取っておいてください。

Windowsのプロダクトキーを確認する

NiPoGiミニPCには通常、Windowsがプリインストールされた状態で販売されています。最近のWindows 10やWindows 11では、プロダクトキーが本体のマザーボードに紐づく「デジタルライセンス」方式が採用されていることがほとんどです。そのため、クリーンインストール後に同じWindowsのエディション(ProやHomeなど)をインストールすれば、インターネット接続時に自動でライセンス認証されるケースが多いです。

ただし、まれに手動でプロダクトキーを入力する必要がある場合もあるため、以下の方法で現在のプロダクトキーを控えておくと安心です。

  • コマンドプロンプトを管理者として開き、wmic path softwarelicensingservice get OA3xOriginalProductKey と入力する
  • または、事前にプロダクトキー表示ツールを使って確認しておく

ドライバーの入手先を事前に調べておく

NiPoGiの公式日本語サイトは現時点では確認できておらず、製品に付属するマニュアルも英語や中国語であることが多いです。そのため、クリーンインストール後に「ネットワークアダプターが認識されずインターネットにつながらない」「サウンドが鳴らない」といったドライバー不足に陥るリスクがあります。

事前に以下の準備をしておくとスムーズです。

  • 現在のデバイスマネージャーを開き、搭載されているチップセットやネットワーク、オーディオの型番をメモしておく
  • それらのドライバーをUSBメモリなどに保存しておく
  • もしくは、NiPoGiの販売ページや製品付属のマニュアルに記載されているサポート情報を確認する

Windows 11のインストールメディアを作成する

クリーンインストールには、Windowsのインストールメディア(USBメモリ)が必要です。別のPCを使って、マイクロソフトの公式サイトから「Windows 11 インストールメディア作成ツール」をダウンロードし、8GB以上のUSBメモリに作成してください。

このメディアを使って、NiPoGiミニPCを起動し、インストール作業を進めていきます。

NiPoGiミニPCでBIOS/UEFIからUSB起動する方法

インストールメディアができたら、NiPoGiミニPCにUSBメモリを挿して、BIOS(UEFI)の起動順序を変更する必要があります。NiPoGi製品の場合、起動時に特定のキーを押すことでBIOS設定画面に入ることができます。

一般的なミニPCでは、以下のキーがよく使われます。

  • Delete(Del)キー
  • F2キー
  • F7キー
  • Escキー

NiPoGiの場合も、電源投入直後にこれらのキーを連打するとBIOS設定画面が表示されることが多いです。どのキーが該当するかは、起動時の画面表示や製品マニュアルを確認してください。

BIOS画面に入ったら、BootメニューやBoot Orderの項目で、USBメモリが最優先になるように設定を変更します。設定後は保存して再起動すると、USBメモリからWindowsのインストールが開始されます。

Windows 11クリーンインストールの基本的な流れ

USBメモリからの起動に成功すると、Windowsのセットアップ画面が表示されます。以下のような流れで作業を進めます。

言語とキーボードの設定

最初に、インストール時の言語やキーボードレイアウトを選択します。日本語で使用する場合は「日本語」を選び、キーボードも「日本語(Microsoft IME)」または「日本語(106/109キーボード)」を選択しましょう。

ライセンス条項への同意

表示されるライセンス条項を確認し、同意して次へ進みます。

インストールの種類を選択

ここが重要です。「アップグレード」ではなく「カスタム:Windowsのみをインストールする(詳細設定)」を選んでください。こちらがクリーンインストール用のモードです。

パーティションの削除と作成

次に、ストレージのパーティション一覧が表示されます。ここで既存のパーティションをすべて削除し、未割り当ての状態にしてから「新規」を作成してインストール先を指定します。

すでにWindowsが入っている領域(システム領域や回復領域など)も含めて削除して問題ありません。ただし、データのバックアップが取れていることを必ず確認してから操作してください。

パーティションの削除が終わったら、未割り当ての領域を選択して「次へ」をクリックすると、Windowsのファイルコピーが始まります。

再起動後のセットアップ

ファイルのコピーが完了すると、PCが自動で再起動します。再起動後もUSBメモリが挿さったままになっていると、またインストール画面に戻ることがあるので、再起動のタイミングでUSBメモリを抜くか、BIOSで起動順序をHDD/SSDに戻しておきましょう。

その後は、Windows 11の初期セットアップ画面が表示されます。

  • 地域の選択(日本)
  • キーボードレイアウトの選択(日本語)
  • Microsoftアカウントでのサインインまたはオフラインアカウントの作成
  • プライバシー設定の選択
  • その他、画面の案内に従って進めます

クリーンインストール後に特に注意したいNiPoGiのドライバー問題

Windowsのインストール自体は完了しても、ここからがNiPoGiユーザーにとっての本番です。標準のWindows Updateだけでは、一部のデバイスドライバーが自動で入らない可能性があります。

特に以下のデバイスは要注意です。

  • ネットワークアダプター(Wi-Fi / 有線LAN)
  • オーディオデバイス
  • チップセットドライバー
  • グラフィックスドライバー

これらのドライバーが不足していると、インターネットに接続できず、Windows Updateで追加ドライバーを取得することも難しくなります。そのため、事前にUSBメモリなどにドライバーを保存しておくことをおすすめします。

また、NiPoGiの製品によって搭載ハードウェアが異なるため、自分のモデルに合ったドライバーを入手する必要があります。製品に付属のマニュアルや、販売店の商品ページに記載されているスペックを手がかりに、各デバイスのメーカー(Realtek、Intel、AMDなど)の公式サイトから直接ダウンロードする方法も有効です。

NiPoGi製品のモデル別スペックと特徴(参考情報)

NiPoGiシリーズには複数のモデルがあり、搭載するCPUやメモリ、ストレージが異なります。クリーンインストールを検討する際に、自分のPCがどのモデルかを把握しておくと、ドライバー探しやトラブル対応に役立ちます。

NiPoGi H1

NiPoGi H1

NiPoGi H1は、AMD Ryzen 7 6800Hを搭載した比較的高性能なモデルです。メモリは32GB DDR5、ストレージは1TB NVMe SSDという構成で、4Kトリプルディスプレイ出力にも対応しています。Wi-Fi 6やBluetooth 5.2もサポートしており、ビジネス用途からクリエイティブ作業まで幅広く使えるスペックです。

一方で、情報が多くない製品のため、日本語サポートが不明確な点はデメリットと言えるでしょう。

NiPoGi E3B

NiPoGi E3B

NiPoGi E3BはAMD Ryzen 5 7430Uを搭載し、16GB DDR4メモリ、512GB SSDを標準装備するモデルです。日常的なオフィスワークや動画視聴、Web会議などには十分な性能を持っています。

ただし、ユーザーフォーラムではBIOS設定を誤った場合のトラブル事例や、サポート対応に関する不満の声も報告されています。BIOSの操作には十分な注意が必要です。

NiPoGi GK3

NiPoGi GK3

NiPoGi GK3は、よりエントリー寄りのモデルと見られています。詳細なスペックは不明な点も多いですが、VESAマウントに対応している可能性があり、ディスプレイの背面に取り付けてスッキリ使いたいユーザーに向いているでしょう。

コストを抑えたい方の選択肢になりますが、メモリやストレージのアップグレードが難しい場合もあるため、購入前に仕様をよく確認することをおすすめします。

NiPoGiミニPCのクリーンインストールでよくある疑問と回答

Q. クリーンインストールすると保証が無効になりますか?

一般的には、OSの再インストール自体がハードウェアの保証を無効にする原因にはなりません。ただし、BIOSの設定変更やパーティション操作などの過程で、誤った操作を行った場合のトラブルは自己責任となることが多いです。保証条件は販売元ごとに異なるため、気になる方は購入店やメーカーに確認してみてください。

Q. ドライバーが足りなくてWi-Fiに接続できません。どうすればいいですか?

クリーンインストール後にWi-Fiドライバーが入っていない場合、USBテザリングでスマートフォンのインターネット接続を共有する方法や、有線LANケーブルを使って一時的に接続する方法が有効です。インターネットに接続できれば、Windows Updateやデバイスマネージャーからのドライバー検索で対応できるケースもあります。

Q. プロダクトキーが自動で認証されませんでした。どうすれば?

デジタルライセンスが正常に機能しない場合は、インストール時にプロダクトキーの入力を求められることがあります。あらかじめ控えておいたプロダクトキーを入力するか、Windowsのライセンス認証トラブルシューティングツールを試してみてください。それでも解決しない場合は、マイクロソフトのサポートに問い合わせるのが確実です。

まとめ:NiPoGiミニPCのクリーンインストールは準備とドライバー対策が鍵

NiPoGiミニPCをクリーンインストールする際の最大のポイントは、ドライバー対策を事前にしっかり行うことです。公式の日本語サポートが手厚くない分、ユーザー自身で情報を集め、準備を整える必要があります。

手順そのものは一般的なWindowsのクリーンインストールと大きく変わりませんが、NiPoGiならではの「情報の少なさ」「サポートの不透明さ」を前提に対策しておくことが成功のカギになります。

この記事で紹介した内容は、あくまで一般的な手順とNiPoGi製品に関する参考情報です。作業を進める際は、必ずご自身のモデルや環境に合わせて確認し、すべての作業は自己責任で行ってください

もしNiPoGiミニPCの購入を検討されている方は、クリーンインストールのしやすさも含めて判断材料にしてみてください。製品選びの際には、スペックだけでなく、サポート体制やドライバーの入手のしやすさも重視すると、長く快適に使い続けられるPCに出会えるでしょう。

また、すでにお使いのNiPoGiミニPCの動作が重くなったり、不具合が気になり始めたら、クリーンインストールは有効な選択肢のひとつです。とはいえ、作業にはリスクも伴うため、不安な場合は詳しい知人に相談したり、専門業者に依頼するのも方法のひとつです。

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