みなさん、MinisforumのミニPCをお使いで「BIOSに入りたいのに、どのキーを押せばいいのか分からない…」と困った経験はありませんか?
結論からお伝えすると、MinisforumのBIOSキーは機種によって「Delete」と「F2」が混在しています。さらに、キーボードの種類やWindowsの設定によってはキー入力が認識されず、正しいキーを押していてもBIOS画面が表示されないことがあります。
この記事では、そんな悩みを一発で解決するために、Minisforum各機種のBIOSキー傾向と、キーが効かない場合の確実な対処法を3ステップで徹底解説します。最後まで読めば、どのMinisforum製品でも必ずBIOS設定画面にたどり着けるようになりますよ。
MinisforumのBIOSキーは機種によって違う!まずはここをチェック
結論から言うと、MinisforumのBIOS起動キーは「Delete」または「F2」のどちらかです。ただし、同じMinisforumでも搭載CPUやマザーボードのメーカーによってキーが異なる点が最大のポイントです。
実際、Minisforum公式のサポートページ(https://www.minisforum.com/support)では、基本的なBIOSアクセス方法として「Deleteキー」と「F2キー」の両方が案内されており、機種によって使い分ける必要があることが示唆されています。
これはなぜかというと、Intel系CPUを搭載したモデルとAMD系CPUを搭載したモデルでは、BIOS(UEFI)の提供元が異なるケースが多いからです。PCの心臓部であるBIOSは、アメリカンメガトレンズ(AMI)やInsyde Softwareといったメーカーが提供しており、それぞれデフォルトの起動キーが違うんですね。
この辺りの詳しい機種別の傾向は後述しますが、まずは「どのキーを試せばいいか」の優先順位を覚えておきましょう。
まず試すべきは「Delete」キー、次に「F2」キー
多くのユーザーの声を総合すると、Minisforum製品では「Delete」キーが採用されている機種が多いという傾向があります。特にAMD Ryzenプロセッサ搭載モデルでは「Delete」キーが標準であるケースがほとんどです。
ただし、一部のIntel NUCベースのモデルでは「F2」キーが採用されていることも。そのため、最初に「Delete」キーを連打してみて、反応がなければすぐに「F2」キーに切り替えるのが効率的です。
ここで重要なのが「連打」のタイミング。電源ボタンを押してからすぐにキーボードの該当キーを連打し始めるのがコツです。「起動音がしてから」や「ロゴが表示されてから」では遅すぎることが多く、あっという間にWindowsが起動してしまいます。
機種別・シリーズ別のBIOSキー傾向
残念ながら、現時点でMinisforum公式が全機種を網羅した「この機種はこのキー」という一覧表を公開しているわけではありません。しかし、ユーザーコミュニティの報告を総合すると、以下のような傾向が見られます。
- AMD Ryzen搭載シリーズ(UMシリーズ、HXシリーズなど) : 「Delete」キーが多く採用されている
- Intel NUCベースのモデル : 「F2」キーが採用されているケースがある
- 比較的新しいモデル : 「Delete」キーが採用される傾向が強い
ただし、これはあくまで傾向であり、同じシリーズでもモデルによって異なる可能性があります。確実を期すなら、まず「Delete」を試し、ダメなら「F2」を試すという二段構えが最も現実的です。
キーを押しても反応がない…そんな時の「3つの最終手段」
ここからがこの記事の真骨頂です。正しいキーを押しているのにBIOSに入れない場合、原因はキーの間違いではなく、別の要因が隠れていることがほとんどです。
実際、SNSやPCフォーラムでは「MinisforumのBIOSキーが認識しない」「どのキーを押してもWindowsが起動する」という趣旨の投稿が複数確認されています。これらのトラブルには共通した原因と解決策があります。
原因1:Bluetoothキーボードやワイヤレスキーボードが起動時に認識されない
意外と見落としがちなのが、キーボード自体が起動直後に認識されていないという問題です。
Bluetoothキーボードや、専用レシーバーを使用するワイヤレスキーボードは、PCが完全に起動するまでドライバが読み込まれず、BIOS画面では入力を受け付けないことがあります。これはMinisforumに限らず、多くのPCで起こりうる現象です。
解決策はシンプル:有線のUSBキーボードを用意して、USB 2.0ポート(黒い色のポートが多い)に接続してみてください。USB 3.0ポート(青色)よりもUSB 2.0の方が、起動時の互換性が高い傾向があります。
原因2:Windowsの「高速スタートアップ」が邪魔をしている
Windows 10/11には「高速スタートアップ」という機能があり、これを有効にしていると、PCの電源を切っても完全にはシャットダウンせず、次回の起動を早めるための準備状態になります。
この機能が有効だと、BIOSキーを押すタイミングが極端に短くなるか、そもそもBIOS起動の割り込みを受け付けなくなることがあります。
解決策としては、一旦Windowsを完全にシャットダウンするのではなく、「Shiftキーを押しながら再起動」する方法が効果的です。または、高速スタートアップを一時的に無効にしてからBIOSを起動するのも手です。
ただ、もっと確実で簡単な方法があります。それが次の「最終手段」です。
原因3:Windowsの設定から強制的にBIOS(UEFI)を起動する【最も確実】
これが最も確実で、キー入力に全く依存しない方法です。Microsoft公式のサポート情報(https://support.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-10-%E3%81%AE%E5%BE%A9%E5%8E%9F%E3%82%AA%E3%83%97%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3-31ce2444-7de9-15c4-9b5c-50421f0329bd)でも紹介されている、Windows標準機能を使ったUEFIファームウェア設定へのアクセス手順です。
手順はたったの4ステップ。
- Windowsの「設定」を開く
- 「システム」→「回復」を選択(Windows 10の場合)
- 「PCの起動をカスタマイズする」または「詳細スタートアップ」の下にある「今すぐ再起動」をクリック
- PCが再起動したら、「オプションの選択」画面で「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「UEFIファームウェアの設定」→「再起動」を選択
この手順を踏めば、どんなMinisforum製品でも、キーを連打するストレスなしでBIOS設定画面に入ることができます。しかも、キーボードが認識されないという心配も一切不要です。
そもそもBIOSに入る目的は何?設定変更の前に確認したいこと
BIOSに入る目的は人それぞれですが、代表的なものとしては以下のようなものがあります。
- 仮想化機能(VT-x / AMD-V)の有効化:WSL2やAndroidエミュレータを使うために必須
- ブート順序の変更:USBメモリからOSをインストールする場合など
- メモリの動作設定(XMP/EXPO)の変更:メモリの性能を最大限引き出す
- ファン制御の調整:より静音化したい、または冷却性能を優先したい
- TPM 2.0の有効化:Windows 11のインストール要件を満たすため
特に仮想化機能やTPMの設定は、BIOSに入らないと変更できない重要な項目です。目的を明確にした上で、BIOS内の設定項目を慎重に操作してください。誤った設定変更はPCが起動しなくなるリスクもあるため、変更内容は必ずメモを取るか写真に残すことをおすすめします。
ユーザーのリアルな声とよくあるトラブル
実際のMinisforumユーザーからは、BIOSアクセスに関して以下のような実体験が寄せられています。
ポジティブな声としては、特定の機種情報がネットで見つかって助かったという報告や、WindowsからのUEFIアクセス方法を知ってからは全く困らなくなったという意見が複数見られます。
一方で、ネガティブな声・つまずきとして目立つのは以下のような内容です。
- 「Deleteキーを押しているのに全く反応しない。F2も試したけどダメだった」
- 「テンキーレスの小型キーボードを使っているが、NumLockの状態で挙動が変わる気がする」
- 「Bluetoothキーボードでは絶対にBIOSに入れなかったが、有線に変えたら一発で入った」
- 「公式サイトに書いてある方法を試したが、それでも入らない。結局Windowsの詳細起動オプションで入った」
これらはまさに、この記事で紹介した「キーが効かない場合のトラブルシューティング」が活きる場面です。特に、Bluetoothキーボードの問題は非常に多く報告されており、BIOS作業時は必ず有線キーボードを準備しておくことを強くおすすめします。
まとめ:Minisforum BIOSキーは「Delete」か「F2」。それでもダメならWindowsからアクセス
MinisforumのBIOSキーについて、改めて結論をまとめます。
- 基本のキーは「Delete」が優先、次に「F2」を試す
- 機種によって異なるため、どちらか一方にこだわらず両方を試すことが重要
- キーが効かない場合の原因はキーボードの種類やWindowsの高速スタートアップにある
- 最も確実なのは、Windowsの設定からUEFIファームウェアを起動する方法
この3ステップを覚えておけば、Minisforumのどのモデルが手元に来ても、BIOS設定で困ることはありません。
WindowsからのUEFIアクセスは、キーボードの認識問題を完全にスキップできる強力な手段です。どうしてもキーが効かない時は、この方法を思い出してくださいね。
快適なMinisforumライフのためのおすすめアクセサリ
最後に、BIOS設定や日々のPC操作を快適にするためのアイテムを紹介します。
BIOS作業で最も信頼できるのは有線キーボードです。このK120は、起動時の認識トラブルがほぼ皆無で、Minisforumとの相性も良好です。何より安価で、トラブルシューティング用の予備キーボードとして常備しておくのに最適です。
OSのクリーンインストールやBIOSアップデートには、USBメモリからのブートが必須です。信頼性の高い製品を選び、FAT32形式でフォーマットして使えば、ブートメディア作成時のトラブルを大幅に減らせます。
Minisforumはコンパクトな分、USBポートが限られています。BIOS設定やシステムメンテナンス時には、キーボード・マウス・USBメモリを同時に接続することも多いので、USBハブがあると作業効率が格段に上がります。

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