GEEKOMのミニPCを使っていると、「BIOSってどうやって入るの?」「アップデートって必要なの?」といった疑問が出てくるかもしれません。
この記事では、GEEKOM BIOSの基本的な操作方法から、安全にアップデートを行う手順までを解説します。
特に、BIOSアップデートは慎重に行う必要がある作業です。公式情報をもとに正しい手順を確認し、失敗を防ぐポイントも押さえていきましょう。
GEEKOM BIOSの基本:まず押さえたい操作方法
BIOSへのアクセス方法
GEEKOMのミニPCでBIOSに入るには、電源投入直後に特定のキーを連打する必要があります。GEEKOMの公式サポート情報によると、BIOS進入キーはDelキーまたはESCキーです。
起動後、GEEKOMのロゴが表示されているタイミングで、これらのキーを繰り返し押してください。
また、USBメモリからBIOSアップデートを実行する際などには、ブートメニューを使う場面もあります。ブートメニューの進入キーはF7キーです。
BIOSメニューの基本構成
実機レビューなどによると、GEEKOMのBIOSメニューは、以下のようなタブ構成になっていることが多いです。
- Main:BIOSバージョン、搭載プロセッサ、メモリ容量などの基本情報が表示されます
- Advanced:ACPI設定や電源管理など、より詳細な設定が含まれます
- Chipset:チップセット関連の設定です
- Security:セキュリティ関連の設定を行います
- Boot:起動ドライブの優先順位を変更できます
- Exit:設定の保存や破棄、UEFIデフォルト設定の読み込みができます
GEEKOMのBIOSは全体的にシンプルな設計という評価もあります。初めてBIOSを触る人でも、ある程度直感的に操作しやすいメニュー構成といえるでしょう。
GEEKOM BIOSのバージョン確認方法
BIOSアップデートの前に、今使っているPCのBIOSバージョンを確認しておきましょう。確認方法は主に2つあります。
Windows上で確認する方法
- キーボードの Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」を開きます
- 「msinfo32」と入力してEnterキーを押します
- 表示される「システム情報」画面で、「BIOSバージョン/日付」の項目を確認します
BIOSメニュー内で確認する方法
- 起動時にDelキーまたはESCキーを連打してBIOSに入ります
- Mainタブを開くと、BIOSバージョンやプロセッサ情報が表示されます
GEEKOM BIOSアップデートの手順と注意点
BIOSアップデートは、安定性の向上や新機能の追加、セキュリティの改善などが目的で実施されます。ただし、アップデート中に電源が切れたり、正しい手順を踏まなかったりすると、PCが起動しなくなるリスクもあります。公式の手順を厳守することが非常に重要です。
アップデート前の準備
GEEKOMの公式サポート情報をもとに、事前に以下の準備をしておきましょう。
- データのバックアップ:重要なファイルは事前に外部ストレージやクラウドにバックアップを取っておくことをおすすめします
- BitLockerの無効化(Windows 11利用時):BitLockerが有効な状態でBIOSアップデートを行うと、アップデート後に復旧キーの入力を求められる場合があります。復旧キーが不明な場合はデータにアクセスできなくなるため、事前に無効化するか、復旧キーを必ず確認しておいてください
- アップデート用USBメモリの準備:FAT32フォーマットされたUSBメモリを用意します
BIOSアップデートの公式手順
以下は、GEEKOM公式サポートで案内されている基本的なアップデート手順です。
- GEEKOM公式サポートサイトから、自分の製品モデルに対応したBIOSファイルをダウンロードします
- ダウンロードしたファイルを、FAT32フォーマットしたUSBメモリにコピーします
- USBメモリをPCに挿した状態で再起動し、起動時にF7キーを連打してブートメニューを開きます
- ブートメニューからUSBメモリを選択して起動します
- 画面の指示に従ってアップデートを実行します
アップデート中の絶対ルール
公式サポートでは、以下の点が強く注意喚起されています。
- 絶対に電源を切らない:アップデート中に電源が切れると、最悪の場合PCが起動しなくなる可能性があります
- USBメモリを抜かない:アップデート完了の表示が出るまで、絶対にUSBメモリを抜かないでください
- キーボードやマウスを操作しない:アップデートが完了するまで、余計な操作は避けましょう
製品モデル別のBIOS情報
GEEKOMでは複数のミニPCシリーズが販売されています。モデルによってBIOSのバージョンや対応機能が異なる場合があるので、自分の製品に合った情報を確認することが大切です。
A5などスタンダードモデル
A5などのモデルでは、標準的なBIOSメニュー構成が採用されています。前述したMain、Advanced、Chipset、Security、Boot、Exitの各タブが確認できます。
A8、AX8 Proなど最新モデル
AMDの8世代以降のCPUを搭載するモデル(A8、AX8 Pro、A8 Max、AX8 Max、AE8 Maxなど)では、ファームウェアプロテクション機能がサポートされています。
公式情報によると、これらのモデル向けに以下のBIOSバージョンが公開されています。
- A8 / AX8 Pro:BIOS V0.56、V0.61など
- A8 Max / AX8 Max / AE8 Max:BIOS V1.26など
Geekbook X14 Pro(ノートPC)
GEEKOMのノートPCであるGeekbook X14 Proは、ミニPCとは異なるBIOSの特徴を持っています。このモデルでは2種類のBIOSが存在するという情報があります。
- 簡易BIOS:標準的な設定が可能なモードで、F7キーからブートメニューを開き、Setupを選択して入ります
- 拡張BIOS:より詳細な設定が可能なモードで、起動時に ESC + CTRL + H を同時押しすることで入れます
拡張BIOSでは「Power & Performance」などのタブが表示され、より細かい電力設定などが可能になるようです。
よくある質問とトラブルシューティング
BIOSに入れない場合の対処法は?
BIOSに入るためのキーはDelキーまたはESCキーですが、タイミングが重要です。起動直後、GEEKOMのロゴが表示されている瞬間に連打するようにしてください。キーボードによっては認識が遅れることもあるため、USB接続のキーボードを使っている場合は、別のポートに差し替えて試すのも一つの方法です。
BIOSアップデートに失敗したらどうなる?
BIOSアップデートに失敗すると、PCが起動しなくなる(いわゆる「文鎮化」)リスクがあります。そのような事態を防ぐためにも、公式手順を守り、電源断やUSBの抜き差しを絶対にしないことが最も重要です。
万が一起動しなくなった場合は、GEEKOMのサポートに問い合わせることをおすすめします。
モデルによってBIOSの操作方法は違う?
基本的な操作方法(Del/ESCキーでの進入、F7キーでのブートメニュー表示)は多くのモデルで共通しています。ただし、Geekbook X14 Proのように特別な操作が必要なモデルもあるため、所有している製品の公式情報を必ず確認するようにしましょう。
まとめ:GEEKOM BIOSの操作は公式情報を確認しながら進めよう
GEEKOM BIOSの操作で最も大切なのは、公式サポートが提供する正しい手順を守ることです。
- BIOSへの進入は起動時にDelキーまたはESCキー
- ブートメニューはF7キー
- BIOSアップデートは公式手順に従い、電源断・USB抜き差し禁止
- 特にBitLockerが有効な場合は、事前に復旧キーを確認するか無効化する
BIOSはPCの根幹に関わる部分です。不安な場合は、無理に作業を進めず、公式サポートや製品に詳しい人に相談しながら進めることをおすすめします。
この記事が、GEEKOM BIOSの操作やアップデートを検討する際の判断材料になれば幸いです。


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